秦国の王翦軍メンバー紹介。
王翦(おうせん
秦の六大将軍である王騎と同じ一族。
王一族の分家が王騎、本家が王翦という間柄。
蒙驁将軍の副将を務め、数々の功績を上げる知将。
その能力は秦の六大将軍の白起、趙の三大天である李牧に並ぶほど。
華やか武功とは裏腹に、日の目を見ることがないまま過ごす。
その理由は危険思想。
自ら国を作りたいという黒い噂がある。
そのせいか有能な敵将を見つけては登用を試みる。
子に王賁がいるが、実の子であるか不明。
亜光(あこう)
王翦軍第一将。
長年に渡って王翦の側近を務め、王翦と同じ戦術を使える。
朱海平原の戦いでは右翼の大将を務め、王賁の奇策に合わせる柔軟さも持ち合わせる。
武力も高く勇敢さもあるが、趙将の馬南慈と尭雲に2対1の構図を作られ重症となる。
段差(だんさ)
亜光軍所属の武将。
朱海平原の戦いで、亜光が倒れた後に大将代理を務める。
亜花錦には舐められ、助言というより指示を受ける場面が多い。
通常は並の武将だが、追い風が吹くと異様な力を発揮する。
亜花錦(あかきん)
亜光軍に所属する将。
いつも不敵な笑みを浮かべ「ギャギャギャ」と笑い声を発する。
戦場の勝敗を賭け事にしたり、戦いながら武功の見返りを求める。
同じ秦軍からも”悪童””腫れ物”扱い。
性格難と思われ千人将から上がれずにいる。
しかし戦術眼は高く、ハエのように付きまとい相手をかく乱するのが得意。
自らの危険を顧みず味方を助けるなど勇敢さも持ち合わせる。
亜光軍の大将代理である段差を差し置き自ら指揮するが、亜光軍兵からは「戦の終盤にいつも思うぞ。貴様が建材で良かったと」と評価を受ける。
麻鉱(まこう)
王翦軍第二将。
練兵を重ね攻めの戦術を得意とし、王翦軍最強と言われる。
朱海平原の戦いで、初日に趙将の紀彗の軍に波状攻撃を見せる。
しかし李牧の奇策により不意を疲れ命を落とす。
麻鉱兵が限界に着た時、必ずかけていた言葉は「立って、戦え」
田里弥(でんりみ)
王翦軍の第三将である智将。
冷静に戦況を分析し、相手の裏をかく王翦の考えを読み取ることができる。
朱海平原の戦いでは飛信隊と連携し李牧を追い詰める。
倉央(そうおう)
王翦軍の第四将。
無口な武将が多い王翦軍だが、気さくな話し方をする。
戦況を読む力があり、自らの武力で隊を引っ張ることもできる。
野営には副官の糸凌を誘う。
糸凌(しりょう)
倉央の副官。
男性顔負けの大きな体を持つ女武将。
圧倒的な武力により強行突破を得意とする。
戦術は得意ではなく、倉央の指示を受け忠実に戦う。
倉央とは上官以上の関係を持っている。
口癖は「御意」